<大久保桜子>ほぼすっぴん&ちょいダサ姿に 「リビングの松永さん」“オタク系女子”あかねの魅力と共通点
カンテレ・フジテレビ系の連続ドラマ「リビングの松永さん」(火曜午後11時)に出演中の大久保桜子さん。シェアハウスを舞台にしたラブコメディーで、謎めいたオタク系女子・服部あかねを演じている。大久保さんに、あかねの役作りやドラマの魅力などについて聞いた。 【写真】大久保桜子、雰囲気激変! メガネ×地味な服装のオタク系女子に
◇原作再現目指し、髪は10センチ以上カット
ドラマは、女性マンガ誌「デザート」(講談社)で連載された岩下慶子さんの同名マンガを、「Sexy Zone」の中島健人さん主演で実写化。カタブツのアラサー男・松永純(中島さん)と、ピュアで一生懸命な不器用女子高生・園田美己(高橋ひかるさん)がシェアハウスを舞台に、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していくラブコメディー。
あかねは、メガネに地味な服装のオタク系女子。大久保さんは「衣装合わせの時に『本当にモテなそうな女の子になってほしい、桜子さんが持っている魅力を全部捨ててください』って言われました」と笑う。
原作のビジュアルを再現するため髪は10センチ以上カット。撮影ではファンデーションも塗らず「ほぼすっぴん」で臨んだ。自身でも、そんなあかねのビジュアルに手ごたえを感じていた。
「自画自賛になっちゃうんですけど、『めちゃくちゃ、あかねじゃん!』って思って、うれしかったです! 衣装とめがねと髪型のおかげなんですけど、こんなにも原作っぽく見えることもあるんだな、と。“ちょいダサ”な感じになれました(笑い)」
演技では、普段より声のトーンを下げてしゃべることを意識した。また、あまり大きく笑顔を作らないように心がけているといい、「なるべく自分らしさは捨てて、あかねらしく演じたいなと思いながら撮影しています」と明かす。
生活スタイルが謎に包まれており、どこかミステリアスな雰囲気のあかねだが、大久保さんは「すごく愛情深い子」という印象を抱いた。
「あまり人に関心がなく、自分の趣味や食べ物にしか興味ない子なのかなと思いきや、意外と周りのみんなをしっかり見ていたり、相談に乗っていたりする。愛情深い女の子なんだなとマンガを読んだ時に思ったので、そこをしっかり出していけるようにしたいなと思っています」