ファンタジー・オン・アイス 羽生結弦さんが演技に込めた特別な思い「希望を持って欲しい」
羽生さんに憧れる中学2年の地元スケーター
そんな祈りを込めた滑りを、憧れの眼差しで見つめる地元スケーターがいました。 北名古屋市出身の中学2年・上薗恋奈選手(14)。 「テレビとかで、自分のポスターを貼ってくれたり、演技を参考にしてくれたりとか言ってくれているのを見て、すごくうれしかった。彼女自身、ジャンプを跳んでいる姿勢とかすごくきれいなので、真っすぐさみたいなものは、ぜひ堪能してほしい」(羽生さん) ジュニア1年目の、今シーズン。 ジュニアグランプリファイナルをはじめ、出場した国際大会すべてで表彰台に。 いま最も勢いのある、愛知の若手スケーターなんです。
憧れの羽生さんと初共演
羽生さんの大ファンでもある上薗選手の家には、グッズがいっぱい。 お気に入りは―― 「羽生さんが言った言葉の本が好き」(上薗選手・当時12歳) 実は、1年以上前のこの取材中―― 「ファンタジー・オン・アイスは出てみたい。羽生さんとは、まだ会ったことがないので、一緒に写真を撮りたいです」(上薗選手・当時12歳) そんな夢が叶い、ついに憧れの羽生さんと初共演! 「羽生さんはオーラがすごくあって、集中力だったり練習の仕方っていうのは、すごいなと思ったので、色々なことを学びました」(上薗選手)
中学生離れした表現力で観客を魅了
そうして、迎えた本番。 羽生さんも注目する美しいジャンプに、中学生離れした多彩な表現力で、観客を魅了しました。 そして羽生さんとの念願の2ショットも、ばっちり撮っていました。 「羽生さんみたいに、ジャンプもスピンもスケーティングも、すべてきれいな選手になれるように、自分も頑張っていけたらと思います」(上薗選手)
次世代のスター候補がもう一人
もう一人、将来有望な愛知ゆかりのスケーターが出演していました。 この春、中京大中京高校に入学した、中田璃士選手(15)。 今シーズンは、ジュニアのグランプリファイナル金メダル、世界ジュニア選手権でも銀メダルを獲得した逸材です。 次世代のスター候補を直撃しました。 Q.ファンタジー・オン・アイスは、どんなイメージがあったか 「日本でも、トップのアイスショーだと思っています。こんな夢の舞台で滑らせてもらえるんだという思いが強かった」(中京大中京高校 中田璃士選手)