マカオ旧市街地の新馬路に複合飲食施設「カムペックマーケット」が12月14日オープン
マカオの統合型リゾート(IR)運営企業、SJMリゾーツ社は12月13日、同社がマカオ半島中央部の旧市街地にある伝統的な繁華街「新馬路」活性化策の一環としてエリアのランドマークとなる大衆向けのグルメスポットを創り上げることを目標に掲げて再開発を手がける複合飲食施設「カムペックマーケット(金碧坊)」が同月14日にオープンすると発表。 同社によれば、カムペックマーケットの建物は、前世紀の80~90年代にはカジノ施設「カジノカムペック(金碧娯樂場)」、2002年からは文化施設「ムペックコミュニティセンター(金碧文娯中心)」として使われ、保護対象の文化財建築に指定されているとのこと。今回の再開発は外観及び構造を維持するかたちの内部レノベーションを主とするものだったという。
カムペックマーケットは12月14日に第1フェーズのG階部分7000平方フィート(約650平米)がオープンし、中国、ポルトガル、日本、タイ、台湾などの特色あるグルメを提供する8店舗が入居(約100席)。このうち7店舗については地元中小企業による運営とのこと。また、来月(2025年1月)には第2フェーズの1階部分5800平方フィート(約540平米)がオープン予定で、8店舗(約130席)が加わる予定とした。 なお、12月14日からはテストオープンで、12月22日が正式オープン日といい、営業時間は現地時間の毎日午前10時から午後10時まで。店舗ラインナップ等の詳細は公式サイト(https://www.kampekmarket.com/)で確認することができる。(※サイトの言語は中国語、英語)