16シーズンにわたってチームを支えたサッカー元日本代表の「野人」退任…「思い出ありすぎて話がまとまらない」
――ガイナーレについて。
「鳥取の方が、我らのチームはみんなで作るんだというふうになってほしいし、なれると思う。皆さんがガイナーレ鳥取を愛してくれたらいいなとずっと思っています」
高い知名度、チームに貢献
岡野氏は浦和レッズで活躍し、日本代表として1997年には日本のワールドカップ初出場に導くゴールを決めた。ガイナーレには2009年に加入し、入団記者会見では「チームがJ2に上がろうとしているのが、はい上がってきた自分のサッカー人生と重なった」と述べた。10年にJ2昇格に貢献、13年の現役引退と同時にGMに就任した。
「野人」の愛称で親しまれるなど知名度は高く、チームへの影響は大きかった。
チュウブYAJINスタジアム(現オールガイナーレYAJINスタジアム)建設では「野人続々!プロジェクト」として寄付集めに協力。14年からは強化費を集めようと、寄付してくれた人に県の名産品を送る「野人プロジェクト」を始めた。
18年にはガイナーレでJ3得点王に輝き、後にJ1・浦和で活躍したFWレオナルド選手を獲得した。