1~11月で通年記録更新 訪日客が過去最多3338万人
政府観光局は今年=2024年1月から11月までの間に日本を訪れた外国人客が推計でおよそ3338万人となり、通年で過去最多だった2019年を超えたと発表しました。 政府観光局は今年1月から11月までの間に日本を訪れた外国人客は、全ての月で前年同月比で30%以上伸び、推計で3337万9900人となり、通年で過去最多だった2019年の3188万人を超えたと発表しました。観光庁は現状のペースだと通年では3500万人に達すると見込んでいます。 今年1月から11月の訪日客数を主な国や地域別で見ると、韓国からの訪日客が最も多く795万300人で、次いで中国が637万6900人でした。 円安や日本文化の根強い人気から2025年も好調を維持する見通しですが、交通渋滞や混雑などの「オーバーツーリズム」が各地で発生していて、2030年に訪日客6000万人を達成するという政府目標を実現するには地元住民の生活環境維持との両立が課題となりそうです。