英国人記者が選ぶJ2ベストイレブン【FW】18歳&ルーキー! 将来有望なゴールハンター2人とは
明治安田生命J1リーグは12日に最終節を迎える。シーズン終幕を前に、2009年から日本サッカーを取材し続ける英国出身のジャーナリスト、ショーン・キャロル氏が選出した、今季のJ2で活躍した25歳以下のベストイレブンをポジションごとに紹介する。(選出・文:ショーン・キャロル)
CF:後藤啓介(ジュビロ磐田) 生年月日:2005年6月3日(18歳) リーグ戦成績:32試合7得点1アシスト 今シーズン、後藤はまだ6回しか先発出場していないが、この10代の若者は、トップレベルに到達するための資質をすべて備えているように見える。開幕戦のファジアーノ岡山戦(3-2)でサブに入った後、89分と92分にゴールを決め、自らの存在をアピールした。その後も3月の清水エスパルスとの静岡ダービーにおける先制点を含め、5得点を加えている。力強さ、テクニック、欲望、そしてゴール前での冷静さを兼ね備えており、きっと大きなことを成し遂げられるよう運命づけられている。 CF:小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉) 生年月日:2000年8月6日(23歳) リーグ戦成績:33試合13得点3アシスト 天性のフィニッシャーであり、力強い存在感でジェフを牽引する小森飛絢は、今シーズンのJ2得点ランキングで渡辺りょう(現セレッソ大阪)と並んで日本人トップとなる13ゴールを挙げ、平均すると先発した2試合ごとに得点を決めている計算になる。まだ粗削りな部分は多少ありものの、それがある意味でディフェンダーにとっては厄介になっている一面もある。小森のオールラウンドなプレーは素晴らしく、ゴールを視界に捉えた場面では非情なまでに冷静だ。
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