福岡空港の代替臨時便、佐賀空港に運航 全日空、初の運用 9月10日夜の小松発-福岡行き
全日空は10日、福岡空港の運用時間に間に合わないと判断した航空機を欠航とし、代わりに佐賀空港行きの臨時便を運航した。佐賀行きの臨時便を設ける運用を開始後、実施したのは初めて。 同社によると、小松空港(石川県)で福岡行きの便の出発が遅れ、午後10時までの運用時間に間に合わないと判断して欠航にした。代替として佐賀空港へ向かう臨時便を運航し、同日午後10時55分に到着した。乗客34人は同社が用意したバスで福岡空港に移動した。 福岡空港で運用時間内に航空機が着陸できず、引き返すケースが相次いだことが問題になっていた。佐賀空港の運用時間は午前0時までで、同社は8月から中・小型機に限って代替の臨時便の運用を始めた。(上田遊知)
上田遊知