高速道路で“奇妙なUFO”が警察に止められる事態が発生…乗車していたふたりの老婆の正体とは?
アメリカ・ミズーリ州で交通取り締まりをしていた警察が遭遇した“宇宙船”。車内にいた人物に思わず「可愛い!」という声が広がった。 【写真】警察官が高速道路での交通取り締まりで遭遇したUFO ミズーリ州で警察官が7月5日、高速道路での交通取り締まりをしていると、見慣れない形をした車両に遭遇。それは、シルバーで円形型....まるでUFOのようだ。警察は、「車両のサイズから交通違反の可能性がある」とそのUFO型車両を停車させ、話を聞くことに。すると、その珍しい車に乗車していたのは二人のおばあちゃん。ニューメキシコ州ロズウェルで毎年開催される「UFOフェスティバル」に向かう途中だったといい、お揃いの宇宙人のサングラスをかけていた。 「このフレンドリーなヒューマノイドは平和のためにやってきたのだろう」警官はそうキャプションを添え2枚の写真をFacebookに投稿。写真には、警察官が自撮りする後ろにUFO型の車両に乗り、宇宙人のサングラスをかけた二人が大きな笑顔で映る姿が捉えられている。よく見るとポーズを取る手も少し変わったピース。宇宙人のピースを意識しているのだろうか。
「クオリティが高すぎる!」「かわいい!!」
UFOを交通違反で取り締まった保安官補のアダム・カーナル少佐はFox Newsの取材に対し以下のように回答した。 「運転手の人柄の良さと車の興味深さを考慮して、私たちはソーシャルメディアへの投稿を提供することにしました。 素晴らしい交流となり、無事に目的地へ着くことを願いました」 この宇宙船が同日に高速道路で引き止められたのは2度目。オクラホマ州のハイウェイパトロールの職員は、車両の写真を共有し「UFOを停めるなんてめったにないことだ 」とSNSでコメントしている。また、これらの投稿には1万件以上のリアクションが集まり、「なんかかわいい二人」「エイリアンには手を出さないでください」「UFOのクオリティ高すぎる!!笑」「エイリアンも交通ルールを守る時代に?」など、様々な声が集まった。 また、「取り締まった警察のユーモアが大好きです」といった投稿した警察署ついてのコメントもみられた。
「UFOフェスティバル」とは?
この宇宙船の運転手が向かったと思われる「UFOフェスティバル」は、7月5日から7日まで開催され、「地球外現象に魅了され、星の彼方に待ち受ける不思議を受け入れる」ことを祝うとイベントのウェブサイトには書かれている。参加者は、ニューメキシコ州ロズウェルにある国際UFO博物館と研究センターで開催される"AlienFest "の映画上映と体験に参加することができるそうだ。
文:大村朱里