北海道の3か月予報 季節の進行が急に早まり、例年より大雪の可能性が大きい冬
1月 大雪や暴風雪の可能性が例年より大きい 最も寒さが厳しくなる頃
1月の太平洋側は平年と同様に晴れの日が多くなる見込みです。一方、日本海側とオホーツク海側は平年に比べると曇りや雪の日が多くなるでしょう。また、低気圧の影響を受けやすく、冬型の気圧配置が強まる時季もあるため、12月から1月にかけては大雪や暴風雪となる可能性が例年より大きいと考えられます。1月は雪にも慣れてくる時期ですが、油断することなく雪への対策を行い、最新の気象情報に注意しましょう。 そして、1月は1年の中でも最も寒さが厳しくなる頃ですが、2025年1月の平均気温は平年並みの見込みです。 1月の日最高気温の平年値は札幌で氷点下0.4℃、旭川で氷点下3.3℃、網走で氷点下2.2℃、帯広で氷点下1.5℃など、真冬日(日最高気温が0度未満)となる日も多くなっていきます。1月は年明けや雪にまつわるイベント、受験など行事も多い時季ですので、体調管理には例年通り注意したいところです。
日本気象協会 北海道支社 南保 勇人