アイナ・ジ・エンドと大塚愛のシンガーソングライター対談「さくらんぼ」制作秘話&アイナに歌ってほしい曲
アイナ・ジ・エンドがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! アイナLOCKS!」。10月31日(火)の放送では、主演映画『キリエのうた』でアイナの母役を演じた大塚愛さんがゲスト出演。『シンガーソングライター対談』をおこないました。アイナが大塚さんに質問したトークを中心に紹介します。
アイナ:愛先生っていうのは、“シンガーソングライターの女神”というか……。 大塚:いやいやいや、だいぶ盛ったな(笑)。 アイナ:いや、私はほんとにそう思ってるんです。 大塚:ありがとう! アイナ:ということで、こんな対談をできたらいいなと思って考えました……!
◆アイナ・ジ・エンドと大塚愛の『シンガーソングライター対談』
大塚:アイナちゃんは、昔から曲を作ってたの? アイナ:曲を作ったのは18歳の時です。「きえないで」という曲で、リリースが2021年かな? 18歳で作曲に手をつけた感じですね。愛さんは何歳からやってらっしゃるんですか? 大塚:私、15歳(中3)ぐらいから作り出して……。 アイナ:何きっかけで作ろうと思ったんですか? 大塚:ずっとピアノを習ってたんだけど、生徒たちの中で一番下手くそで。 アイナ:意外! 大塚:全然練習しなくて(笑)。で、先生が発表会をやるにあたって、「あなた、このままその実力でいくと、ちょっと聴くに耐えない」と。「みんなの前で発表できないから、ちょっと特別枠でいくしかないね」ということで……自分で曲を作って弾き語りをすれば、みんながクラシックをバリバリ弾いている中に1人だけポップスがいるみたいな。「そしたら、比べられずに済むじゃない」って言われて(笑)。その発表会用に曲を作った。 アイナ:すごーい! その曲はリリースしてますか? 大塚:リリースしました。(「Dear, you」という曲で)『愛 am BEST, too』っていうベストに入れましたね。
アイナ:愛さんが、今までで「力作だ!」って思った曲って何ですか? 大塚:ええ~難しいねぇ……! でも、全部がまとまってちゃんと「よく言えたな」っていうのは……「恋愛写真」とか、「金魚花火」とか。 アイナ:やばい~! 待って! 本人からタイトル聞けるのやばすぎません!? 鳥肌立ってきた! 大塚:(笑)。 アイナ:その歌詞を書いているときって、具体的に何歳ごろだったんですか? 大塚:ものによって結構バラバラなんだけど、「さくらんぼ」は18、19歳くらいの作品で。 アイナ:へ~! 大塚:乗ってる路線に入るには、アッパーが歌える中でバラードも歌うよっていう感じにしないと……バラードで売れちゃうと、アッパーを歌ったときにみんなが「うわ、どうした!?」ってびっくりするし、そういうパターンだと一発屋になりがちだなって。そんな自分の統計があったから、「アッパーを歌えなきゃいけない」と思って。 アイナ:やばー! それ、おいくつのときに思ったんですか? 大塚:それが18ぐらい。 アイナ:早すぎ! 大塚:それで、アッパーをいろいろ自分で作ってみて、その中に「さくらんぼ」もあった気がする。で、「歌声をこの曲に合わせなきゃいけない」、「どうだったら成立するか?」みたいなので探って、あの「さくらんぼ」の歌声にたどり着いたの。 アイナ:それをしかも10代で、自分の道を開いていたんですもんね。いやもうほんとにすごい。「さくらんぼ」を聴くのが、もうちょっと感慨深くなりそうです。なんかカラオケでも泣きながら歌いそうです……(笑)。 大塚:(笑)。