藤浪晋太郎、メジャー再昇格は近い?「メッツのブルペン陣がさらに大混乱。スマイリーが故障」地元紙報道、リハビリ初登板では好投
ひょっとしてメジャー再昇格は遠い日ではないのかもしれない。メッツの地元紙ニューヨーク・ポストは26日(日本時間27日)、「メッツのブルペン陣がさらに大混乱。ドリュー・スマイリーが故障」の見出しで特集。前日のリハビリ初登板で好投した藤浪晋太郎投手(30)の復活に大きな期待を寄せた。 「メッツのブルペンは、既に(守護神)エドウィン・ディアスの出場停止処分によりぐちゃぐちゃの状態だが、今度はドリュー・スマイリーが右肘の張りを訴えて15日間のIL(負傷者リスト)に登録された」「既にショーン・リードフォーリーが右肩インピンジメントでILにいるし、左腕のブルックス・ラレーも左肘手術で今季絶望だ」 そう前置きすると、「右腕の藤浪晋太郎が勇気付けるニュースをもたらしてくれた。右肘痛でいまだILに登録されているが、25日に(フロリダ州)ポートセントルーシーのマイナー戦でリハビリ登板し、1回を無失点に抑えた」 さらに同紙は「オフにメッツとFA契約した30歳は、もう1試合のリハビリ登板が見込まれている。昨季はスタートこそアスレチックスで苦しんだが、オリオールズに移籍以降は比較的いい投球を披露した」とした。 藤浪はメジャー挑戦1年目の昨季、開幕当初はアスレチックスで先発ローテ入り。4試合で防御率14・40と崩れ、ブルペンに配置転換された。それ以降、アスレチックスでは30試合(うちオープナー先発3試合)で防御率6・03。7月にオリオールズへトレード移籍した後はリリーフに専念し、30試合で防御率4・85をマークした。シーズン全体では7勝8敗、2セーブ5ホールド、防御率7・18。 今季は2月にメッツと年俸335万ドル(約5億4000万円)で単年契約し、登板数に応じた最大85万ドル(約1億3600万円)の出来高払いも設定された。だが、オープン戦5試合の登板は防御率12・27で開幕メジャーはならず。マイナー10試合で防御率12・46とすると、5月から右肩痛でIL入りしている。
中日スポーツ