アジア制覇の大岩Jを「フルメンバーとは言い難い」と海外報道。本番に挑む“最強戦力”に言及「パリで優勝したいなら...」
斉藤光毅、鈴木唯人、久保建英など。OA枠は?
日本の優勝で幕を閉じたU-23アジアカップ。パリ五輪のアジア最終予選を兼ねた同大会で、上位3か国に与えられる出場権は、決勝に進出した日本とウズベキスタン、3位決定戦で勝利したイラクが勝ち取った。そのイラクに敗れたインドネシアは、アジア勢として最後の1枠を懸けて、大陸間プレーオフでアフリカのギニアと対戦する。 【PHOTO】U-23日本代表のウズベク戦出場16選手&監督の採点・寸評。PKストップのGK小久保をMOMに。決勝弾の山田楓も高評価 4大会ぶり2度目のアジア制覇を成し遂げた大岩ジャパンについて、ブラジルメディア『globo』は「日本はこの大会で、2つ目のタイトルを獲得した最初の国になった」と報道。大会MVPに輝いた藤田譲瑠チマや、ウズベキスタンとのファイナルで決勝弾の山田楓喜らの活躍に触れつつ、日本の健闘を伝えた。 一方で、「日本がプレ・オリンピックにフルメンバーとは言い難いメンバーで臨んだことも忘れてはならない」とも。今大会はインターナショナルマッチウィーク外に行なわれたこともあり、招集が叶わなかった欧州組もいる。同メディアが選外になった選手を列挙する。 鈴木彩艶(GK=シント・トロイデン/BEL) チェイス・アンリ(DF=シュツットガルト/GER) 福井太智(MF=ポルティモネンセ/POR) 佐野航大(MF=NEC/HOL) 斉藤光毅(MF=スパルタ/HOL) 三戸舜介(MF=スパルタ/HOL) 久保建英(MF=レアル・ソシエダ/SPA) 鈴木唯人(MF=ブレンビー/DEN) 後藤啓介(FW=アンデルレヒト/BEL) 福田師王(FW=ボルシアMG/GER) さらに記事では、「パリでチャンピオンになることを目ざすなら、JFAが24歳以上の3人を含むフルメンバーで臨むのは当然だろう」と見解を示し、チームの現状に照らし合わせて、オーバーエイジの候補者を挙げる。 「冨安健洋(アーセナル/ENG)、中山雄太(ハダースフィールド/ENG)、上田綺世(フェイエノールト/HOL)らは、センターバック、左サイドバック、攻撃面と、現在のチームの弱点を補うことができるだろう。ただ、ヨーロッパのクラブが彼らを手放すことがいかに難しいか、私たちは知っている」 パリ五輪の本大会に登録できるのは、18人とバックアップメンバーの4人のみ。熾烈なサバイバルで誰が勝ち抜くか、今後の動向に注目が集まる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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