キム・ヘジュン、今後挑戦したいジャンルとは?満30歳の心境も告白「虚しく感じる時もある」
女優キム・ヘジュンが「COSMOPOLITAN」とのグラビアを公開した。 これまで多様な作品でサイコパス、不死身、ヴィランを演じたキム・ヘジュンの多彩な一面がグラビアでも際立った。可愛らしい猫のニットからセットアップまで、衣装に合った姿を披露し、フォトジェニックな魅力を存分に発揮した。 「調査官ク・ギョンイ」の連続殺人犯K、「キングダム」の刺々しい継妃チョ氏のような毒気のある人物とは全く異なる澄んだ顔や、初々しい彼女の姿が視線を奪った。彼女にこのような強いキャラクターを相次いで演じた理由を尋ねると「このような人物たちの狂気じみた姿は、突然出てくる。平凡だと思っていたのに、そうではないと分かった時、そのインパクトが強い。私の中から明るさの中にある冷静さを見つけてくださったのだと思う」 と伝えた。その一方で、新しいジャンルへの関心も示し、「ラブコメやメロにも挑戦したい。微妙な感情と人間の内面を描き出す、そんな作品をやりたい」と付け加えた。 彼女の次回作はNetflixシリーズ「CASHERO」。同作は同名の人気ウェブ漫画を原作とするスーパーヒーローたちの物語だ。劇中、キム・ヘジュンは主人公カン・サンウン(2PMのジュノ)の長年の恋人キム・ミンスク役を演じる。「超能力者が登場する作品なので、一つのシーンに対して多くの準備をし、CGもたくさん使われている。私のシーンもそうだけれど、私が映らないシーンも含め、どのように完成したのかとても気になるし、楽しみだ」と興奮する様子を見せた。 普段からInstagramに撮影現場や日常の姿を記録してきたキム・ヘジュン。彼女に記録する理由を尋ねると「私は嫌なことも、良いことも抱え込まずに忘れてしまうスタイルだ」とし「過去の記録をふと見ると『私にこんなに大変なことが多かったのか? でも覚えていることは一つもないね。それならいつかやってくる困難もすべて過ぎ去るだろう』と慰めになる」と明かした。 現場で俳優たちと一緒にいる姿から、スタッフたちの後ろ姿、小道具まで懐かしくなるような瞬間をフィルムに収めるという彼女。特別なことを追うより、日常をうまく生きようとする彼女のしっかりとした心構えは、新年の抱負からも伺える。 2025年に満30歳になる感想を尋ねると「30代になれば余裕があって素敵になるだろうと期待していたけれど、実際は時間が数ヶ月経っただけのキム・ヘジュンに過ぎない」とし「期待通りではない私が虚しく感じる時もあるけれど、その分堅固になったような気もする。そんな考えに捕らわれるよりは、ただ今日を生きていこうという気持ちだ。平凡な今日と明日を繰り返すこと、これが結局私にとってしっかりとした何かになってくれると思う」と語った。 また、年末に1年を振り返った彼女は「毎年年末になると、やったことよりやらなかったことに対する後悔が残る。でも、自ら感心する部分もある。『今年も自ら倒れたり、他人に迷惑をかけずに、笑って元気に過ごしてきた』みたいなこと(に感心する)」と心境を明かした。
ハ・ジウォン