【台湾】11月失業率3.36%、半年ぶり低水準
台湾の行政院主計総処(統計局)が23日発表した2024年11月の失業率は前月比0.04ポイント低下の3.36%で、24年5月(3.34%)以来半年ぶりの低水準だった。低下は3カ月連続。失業者数は40万3,000人で、前月から5,000人(1.24%)減った。 失業率が3%台となるのは39カ月連続。季節調整後の失業率は3.41%で、前月から0.03ポイント上昇した。 年齢別で見た11月の失業率は、20~24歳が11.30%で最高だった。15~19歳は7.91%、25~29歳は5.85%、30~34歳は3.46%だった。学歴別では大卒が4.49%で最も高く、高校・高職(専門高校に相当)卒が3.13%、大学院卒が2.97%、専科(高等専門学校に相当)卒が2.55%だった。 労働人口は1,200万9,000人で、前月から8,000人(0.07%)減った。このうち就業者数は1,160万6,000人となり、前月比3,000人(0.03%)減った。