米医療保険CEO射殺で男起訴、「恐怖引き起こす目的」と検察
Luc Cohen [ニューヨーク 17日 ロイター] - 米ニューヨークで医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループのブライアン・トンプソン最高経営責任者(CEO)が射殺された事件で、ニューヨーク州検察は17日、州地裁の大陪審がテロ行為による殺人罪などでルイジ・マンジョーネ容疑者(26)を起訴したと発表した。 訴因は計11件に上り、第1級殺人も含まれる。マンジョーネ被告は全ての訴因で有罪判決を受けた場合、仮釈放の可能性のない終身刑に直面することになる。 マンハッタン地区検察のアルビン・ブラッグ検事は、標的を定めた計画性の高い恐ろしい殺人だとし、「目的は恐怖を引き起こすことだった」と記者団に述べた。