福島第一原発の燃料デブリ取り出し“2案併用が有力” 専門家チームが報告書
日テレNEWS NNN
福島第一原発の燃料デブリの取り出しについて、専門家チームは、これまで検討していた案2つを併用する方法が有力とする報告書をまとめました。 燃料デブリの取り出し方について原子力の専門家らで作るチームが示した方法は、空気中でロボットなどを使い、燃料デブリを取り出す「気中工法」を軸に、燃料デブリの一部を充填剤で固めて掘削する「充填固化工法」を併用するのが有力と提言しました。 燃料デブリ取り出し工法評価小委員会・更田豊志委員長 「結論は技術が一番成熟しているとみられる気中工法を基本として、一部、充填(固化)工法のいいところを取り入れた工法を考えていく」 東京電力は今後、具体的な検討を進めます。