【オートレース】森且行 新品パーツ投入で3着躍進!「次はいいタイヤを出す」~G2伊勢崎稲妻賞
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は6日、群馬県伊勢崎オートレース場で開催中のナイターG2「稲妻賞」2日目・第4レース「二次予選C」に出走。8車立ての大外枠から発進して、じんわり、じっくりと伸び足を繰り出して3着まで追い上げてゴール線を通過した。初日は最下位の8着に惨敗したが、根気よく調整を継続して、徐々にではあるが、しっかり状態をアップさせてきた。 ロッカーへ戻ってきた森の表情もまずまず明るかった。「いやあ、すご~く滑っちゃいましたね。この時間(まだ日の高い午後4時前)は、だめだね。でも、シリンダーを新品に交換して、エンジンには余裕がありました。またセットをやって伸びを出していきたいね。3日目はいいタイヤを出すよ。7回走って全部3着以内に入ったタイヤです。今回が最後になるかもしれないけれど、使います!」 3日目の7日は第7レース「準々決勝戦B」(午後5時31分発走予定)に出走する。 ちなみに森さんは普通に「シリンダーを新品にしたよ」と話していましたが、このシリンダーという部品は新品で購入すると、なんと約10万円もするそうです。ヘッド、ケースに至っては約30万円とさらに高価で、タイヤも一本約1万円って、もうどんだけ~。 もしも、10万円の電化製品を購入する時はネットで情報を調べたり、カタログを熟読するところですが、オートレーサーはエンジンが不調で思うような動きをしないと、突然思いついたように部品庫へ駆け込んで新品パーツを衝動的に購入している。バイクの部品はいくら買っても家電のようにポイントバックの特典があるわけでもないし、オートレーサーってつくづく設備投資費がかかる商売なんだなあと思います。とりあえず新品パーツ投入の効能はあったようで、まずは何よりでしたね、森さん!
報知新聞社