【独自】比嘉愛未、大手事務所から独立に向け“弁護士同席”の交渉劇…有名若手女優が在籍する「新進気鋭の事務所」絡んだ駆け引きに
女優の比嘉愛未に“独立話”が浮上している――。 沖縄県出身の比嘉は、2003年に芸能界デビュー。2007年前期放送のNHK連続テレビ小説『どんど晴れ』のヒロインを務め、ブレイクを果たした。 【写真あり】比嘉愛未“へそ出し”私服で缶ビール購入の「おひとり様生活」 「そんな比嘉さんが、朝ドラ出演後から所属しているのが『ライジングプロダクション(以下、ライジングプロ)』です。歌手の荻野目洋子さん、観月ありささんらが所属するライジングプロは、SPEED、DA PUMP、MAXといったダンス&ボーカルグループや、国仲涼子さんら沖縄県に縁がある所属タレントも多い事務所です」(芸能記者) 最近の芸能界では、有名俳優の独立が相次いでいる。11月28日には藤原紀香、篠田麻里子らが所属していた「サムデイ」が東京地裁の破産開始決定を受け、藤原らは否応なしに独立の形に。また、12月26日には波瑠、向井理が、所属する「ホリ・エージェンシー」の別事務所との合併を受け、独立を発表している。 内情を知る芸能プロ関係者は、こう神妙な面持ちで話す。 「そんななか、比嘉さんもライジングプロからの独立に向けて、代理人弁護士を立てて、事務所と話し合いを進めているんです。ただ、サムデイやホリ・エージェンシーのように、ライジングプロの経営自体に大きな変化があるわけではありません。 比嘉さんが独立を目指している理由は、マネジメント体制の“物足りなさ”。女優業で多くの仕事をこなしている彼女ですが、CM出演などの仕事が少ないと感じているそうです。じつはコロナ禍で、ライジングプロの営業スタッフが減っており、CM出演に向けた営業までは手が回っていないようなんです」 かつては「パナソニック」や「チョーヤ梅酒」、「ミツカン」、「ブルボン」といった大手企業のCMに出演していた比嘉だが、最新の出演CMは沖縄のローカル企業が多い。事務所の営業力低下を感じなくもない。 ただ、比嘉はけっしてライジングプロと“けんか別れ”しようとしているわけではないようだ。では、なぜ弁護士まで立てているのか。前出の芸能プロ関係者はこう話す。 「比嘉さんの独立には、若手有名女優が所属する新進気鋭の芸能事務所の社長・X氏が手助けをしていると聞いています。独立後の比嘉さんの活動に影響が出たり、制限がついたりすることを、そのX氏は恐れているんです。そのため、比嘉さんがなるべく穏便に独立できるよう、弁護士をつけるように助言したそうです」 さらに、X氏は比嘉の独立を支えるだけではなく「そのまた奥の“思案”があるようだ」と指摘するのは、テレビ局関係者だ。 「X氏としては、最終的に比嘉さんと自らの事務所で、仕事をともにしたいそうです。ただ、いきなり移籍となれば、ライジングプロと“禍根”を残す可能性が高い。 まずは比嘉さんを穏便に独立させ、X氏の事務所とは無関係に見せた“ステルス業務提携”のような形で、比嘉さんに仕事を振っていきたいようです。 それから数年後に、比嘉さんがX氏の事務所に所属する流れになるのではないでしょうか。そこまで遠回りをしたとしても、何かしらライジングプロとは話がこじれる可能性が高いと思いますが……」 本誌はライジングプロに比嘉の独立について見解を尋ねたが、要望した期限までに回答は寄せられなかった。 また、X氏の事務所にも比嘉の独立の手助けについて見解を尋ねたが、こちらも同様に、要望した期限までに、何の回答も寄せられていない。 ファンたちは、比嘉の“晴れ”やかな笑顔をまた見たいはずだ。