来日したデザイナーが選ぶ、日本の素晴らしい場所は?定番の富士山や京都に加え、目黒の隠れ家レストランも!
2023年末にオープンしたばかりの「ホテル虎ノ門ヒルズ」のインテリアデザインを手掛け、日本でもその名を知られるようになったデザインユニット「スペース・コペンハーゲン」。シーネ・ビンズレヴ・ヘンリクセンとピーター・ブンゴー・ルッツゥの2人は、北欧・デンマークを拠点に世界中で活躍しています。 【写真集】北欧の気鋭デザイナーが愛する日本のアドレスは?京都や香川など地方の名所も! スペース・コペンハーゲンを一躍有名にしたのが、デンマークの超有名レストラン「noma(ノーマ)」の内装プロジェクト。ほかにもアルネ・ヤコブセンが手掛けたことで知られる「SASホテル」のリニューアルなどで話題を集めてきました。 虎ノ門ヒルズホテルのインテリアの内装など、数年単位の長期プロジェクトを担うことで、日本を訪れることも多かった2人。 お気に入りのエリアや店舗と一言コメントをもらいました。
記憶に残る場所/直島
「直島の土地とアートを楽しみました」(ピーター) 言わずと知れたアートの島、直島。香川県に位置する小さな離島で、島のあちらこちらにアート作品が点在しています。安藤忠雄さんが手掛けたホテルも人気を集めています。
記憶に残る場所/京都
実は京都で進行中のプロジェクトがあるのだそう。そのため、仕事で京都を訪れることも多いスペース・コペンハーゲンの2人。 「昨年、京都の郊外まで足を伸ばした際に、さまざまな工房を訪問しました。そこでの体験がとても興味深かったですね。今後も伝統的な工房を巡り、日本の昔ながらの技法などを学んでみたいと思っています」(ピーター)
記憶に残る場所/富士山
「昨年の秋には、ひとりで登山もしました。神秘的な雰囲気が格別です」(ピーター) 日本一の高さを誇る富士山。2013年にユネスコの世界遺産に登録され、外国人観光客からも人気の高い観光地になりました。 頂上で見る「ご来光」やここにしかない景色など、多くの人を魅了しています。
スペース・コペンハーゲンのお気に入りショップは?
・八雲茶寮 「虎ノ門ヒルズホテルのプロジェクトがスタートした頃に訪れました。とても素敵な場所ですね。お茶も体験しましたし、食事も楽しみました」(シーネ) 東京都目黒区の住宅街にひっそりと佇む懐石料理の店。デザイナー緒方慎一郎氏が率いるシンプリシティが手掛けています。