日産の人気SUV2台がマイナーチェンジを実施

日産の人気SUV2モデルがマイナーチェンジを行ったと同時に、日産創業90周年を記念した特別仕様車も設定した。人とはちょっと違うテイストを狙いたい人にはオススメだ。

　SUVが人気の現在、存在感を発揮しているのが日産エクストレイルとキックスだろう。そんな2台が、このたび、マイナーチェンジと日産創業90周年を記念する特別仕様車を設定した。 【写真】特別塗装を施した90周年記念モデルの特別仕様の外装 　まずはエクストレイルから見ていこう。 　今回のマイナーチェンジでは「インテリジェント アラウンドビューモニター」と「インテリジェント ルームミラー」を全車標準装備として、安全性の向上をはかった。また、NissanConnectナビゲーションシステムにHDMI端子が設定されたほか、日産オリジナルナビゲーションやディスプレイオーディオに「インテリジェント アラウンドビューモニター」の映像が投影可能となり、ナビ機能の拡充を行った。 　Gグレードでは、これまでのタンのレザーシートに加え、ブラックも選択可能に。また、Xグレードでは19インチのアルミホイール&タイヤが選択可能になるなど、これまでより仕様選択の幅が広がった。なお、これまで2トーンでのみ選択可能だった「シェルブロンド」が単色で選択可能に。 　マイナーチェンジを実施した標準車の価格は、2WDモデルが360万1400円から445万1700円。4WDモデルが385万1100円から427万1200円だ。 　90周年記念車においては、ルーフレールとフロントグリルの1部がブロンズに塗装され、ブラック塗装の上にブロンズのラインが映えるドアミラー、ブラックに塗られたアルミホイールに加えてリモコンバックドアが装備されている。ブロンズは90周年の共通の電動車を象徴するモチーフであり、シートにもブロンズのステッチがあしらわれている。ほかにも、シートには「90th Anniversary」のタグがあしらわれる。 　90周年記念車の価格は2WDモデルで404万3600円、4WDモデルの2列シート車が434万3900円、3列シート車が447万4800円となっている。 　エクストレイルをベースとするカスタムモデルである「AUTECH」と「エクストリーマーX」も、今回の仕様変更で標準車と同様の改良が加えられた。AUTECHグレードが457万9300円～533万2800円。エクストリーマーXの2列シート車が449万2400円、3列シート車が462万3300円である。