技能五輪国際大会・造園 銀賞の田子さんが群馬県・山本知事に結果を報告 群馬・前橋市
技能五輪の国際大会で造園競技の銀賞に輝いた群馬県渋川市出身の田子雅也さんが4日山本知事のもとを訪れ結果を報告しました。 2年に1度開かれる技能五輪の国際大会は、板金や溶接などの様々な職業の技能を競うものです。ことしはフランスで9月に開かれ59職種に世界60の国と地域から1300人を超える選手が出場しました。 勢多農林高校を卒業し現在は埼玉県行田市のものつくり大学に通う田子さんは、大阪府の男性とペアで、指定された時間内に庭園造りを行う「造園」の競技に出場しました。課題は西洋庭園でしたが植栽に日本らしさなども取り入れ銀賞に輝きました。 田子さんは、高校在学中に造園の魅力に目覚め技術の向上を図ってきたということで「年齢制限もあり最後の大会でしたがこれまでの経験を生かして臨みました」と振り返りました。 山本知事は「日本の庭園は今、世界で注目されています。今後も技能を生かして頑張ってください」と活躍を労いました。 なお技能五輪の国際大会で県勢がメダルを獲得するのは田子さんが初めてだということです。