富山市老田地区がサッカースタジアム建設要望 「用地確保に協力したい」
富山県サッカー協会のスタジアム建設特別委員会(豊岡達郎委員長)は23日、建設を目指すサッカー専用スタジアムに関するワークショップを富山市老田地区センターで開いた。住民約30人が参加し、同地区でのスタジアム建設を要望する声が上がった。 老田地区自治振興会などは、あいの風とやま鉄道呉羽-小杉駅間の新駅誘致活動を2012年から行っている。駅とスタジアム両方の実現で地域活性化につながることを期待している。 この日、住民から「ここは富山県の中心にあって交通の便がいい。スタジアムを造ってほしい」「用地確保にも協力したい」などの意見が出た。豊岡委員長は「皆さんの意見を委員会で共有したい」と話した。 特別委は、12月までに建設地候補や設備などの方向性を固めるとしている。ワークショップは県内各地で開いている。