無邪気さは天井知らず!二階堂瑠美、年内ラストゲームを飾る個人2勝目 新年の反撃へモチベMAX 「プラスできて良かったです!」/麻雀・Mリーグ
天女の笑顔はみんなを笑顔にする。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」12月27日の第2試合はEX風林火山・二階堂瑠美(連盟)が個人2勝目を獲得。今期は4戦4ラスという大逆風からのスタートとなったが、あと1勝でプラスになれるスコア(▲52.7)まで個人成績を戻した。 【映像】派手なアガリはないが、いつの間にかダントツ状態の瑠美 第1試合は渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)とデッドヒートの末、終盤に悔しいマクられ方の2着。年内ラストゲームとなった当試合は連投となった。起家から瑠美、BEAST X・鈴木大介(連盟)、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、白鳥の並び。瑠美は東1局、4局連続でテンパイ連荘という珍しい滑り出し。その内3回が一人テンパイで3000点の収入。アガリがないにも関わらず、東1局3本場を終えて3万3500点持ちのトップ目に立っていた。 最初のアガリがこの日の勝利を引き寄せた。東1局4本場、瑠美はカン四万をチー。發の後付けの仕掛けだ。白鳥からリーチがかかるもまだ瑠美はイーシャンテン。安全牌の南を切り、首尾良くカン6筒を引いて發と9筒のテンパイ。鈴木大介から發が打たれロン、發・赤の2900点(+1200点、供託4000点)を手に入れた。 派手なアガリはないが、いつの間にかダントツ状態。瑠美はその後、リーチはせずライバルの追い上げに対応。東3局から2局連続でそれぞれダマテンと仕掛けでのアガリを決め、持ち点は5万点オーバー。南場も守備優先の進行でしっかり4局で逃げ切り、個人2勝目を獲得した。 試合後は無邪気な笑顔で「うれしいです!」。リードを広げたきっかけとなった東1局4本場については「2900点がアガれて、リーチ棒が重なっていて、結構大きいアガリになって…うれしかったですね、あれは」と語った。今年はシーズンの始まりからエース勝又健志(連盟)を除く3選手が下位に低迷。元々調子の上げ下げが大きなチームであることから、マイナスを深く気にするような様子は選手には見られなかったが、内心は当然現状を憂いていた。チーム状況について瑠美は「年内(最後の登板で)できればプラスをして終わりたいねと話していたので、プラスできて良かったです!」と語り、また笑顔を見せた。 インタビューの最後は可愛らしいジェスチャーを交え「この後は右上がりで行く予定なので、諦めないで応援していただければと思います」とファンへ挽回を誓うメッセージ。頼れるお姉ちゃんにファンからは「るみさんありがとう!」「マジでかわいいわ」「瑠美たん愛してる」「今年はお疲れさまでした、来年も頑張って~」と声援が寄せられた。 【第2試合結果】 1着 EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)4万6900点/+66.9 2着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)2万3600点/+3.6 3着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)1万9800点/▲20.2 4着 BEAST X・鈴木大介(連盟)9700点/▲50.3 【12月27日終了時点での成績】 1位 赤坂ドリブンズ +672.2(52/96) 2位 セガサミーフェニックス +463.8(52/96) 3位 U-NEXT Pirates +409.1(52/96) 4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +223.1(54/96) 5位 TEAM雷電 ▲33.4(54/96) 6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲85.6(54/96) 7位 渋谷ABEMAS ▲294.9(54/96) 8位 EX風林火山 ▲391.5(54/96) 9位 BEAST X ▲982.8(54/96) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部