能登半島の被災6市町、地震後に人口5912人減…減少数は昨年同期2・2倍
石川県は1日、9月の人口動態を発表した。能登半島地震で甚大な被害を受けた能登地域6市町では、発生日の1月1日から10月1日までに人口が5912人減少し、11万3738人となった。減少数は、2624人減だった昨年同期の2・2倍超だった。9月の記録的な大雨の影響は今後本格的に反映されるとみられ、人口流出が加速する恐れがある。
県のまとめによると、1月1日時点の人口と比較して、輪島市は1862人減、七尾市は1455人減、珠洲市は983人減、能登町は675人減、志賀町は543人減、穴水町は394人減だった。