佐々木朗希争奪戦に加わった“昨季王者” 地区3位から逆襲…掲げた3つの推しポイント
レンジャーズGMが佐々木朗希と交渉したことを地元紙に認めた
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手がレンジャーズと交渉していたと米メディアが報じた。レンジャーズのクリス・ヤングGMが地元紙「ダラス・モーニングニュース」に交渉したことを認めており、同紙は佐々木獲得に有利な3つの条件を挙げた。 【写真】大胆タンクトップが「美しい」 朗希と“比較”される剛腕のガールフレンドに反響 「ダラス・モーニングニュース」は23日(日本時間24日)に「レンジャーズのヤングGMがロウキ・ササキサイドとの面会を認める」の見出しで報道。同紙に対して、先週ロサンゼルスで佐々木サイドと複数の球団幹部が面会を行ったことを認め「本当にいい時間を過ごせたよ。でも今日言及することはこれだけに留めておくよ」と語った。 同紙は、ドジャースとパドレスが有力候補とみられているが、レンジャーズのアピールポイントを続々と並べた。佐々木の代理人のジョエル・ウルフ氏によれば佐々木はダルビッシュ有、田中将大、松坂大輔に憧れているとと言及。ダルビッシュはメジャーでの最初の5年以上をレンジャーズでプレーしているとした。 当時の交渉の鍵となったジョシュ・ボイドGM補佐とジョー・フルカワ環太平洋地域担当スカウトはともに現在も球団に在籍。両者は日本との関係性構築の為に多くの時間を割いてきた、と伝えている。 さらには2023年にワールドシリーズを制覇し、今オフもロースターの弱点の改善に向けて(球界で)最も積極的に補強をしているチームの1つだとしている。すでに3年7500万ドル(約118億円)で獲得したネイサン・イオバルディ投手をはじめ、ジェイク・バーガー内野手、カイル・ヒガシオカ捕手、そして中継ぎを4人も獲得している。その後もジョク・ピーダーソン外野手と2年3700万ドル(約58億1500万円)で契約合意している。 「憧れのダルビッシュが最初に選んだ球団」「日本との強い繋がり」「世界一への積極的補強」。20球団以上が興味を示しているとされるなか、地元紙は3つの“アドバンテージ”でレンジャーズを後押しした。
Full-Count編集部