ヘンリー王子、大麻使用&大量飲酒で「リハビリ施設」行きは本当だった? "大炎上" の事実に迫る
Netflixのドラマシリーズ『ザ・クラウン』シーズン6の第7話の終わりの方に、俳優ルーサー・フォード演じるヘンリー王子と俳優エド・マクヴィー演じるウィリアム王子が感情的になるシーンがある。 【写真】昔は仲が良かった...ウィリアム王子&ヘンリー王子の「今後は一切見られない」ベスト兄弟モーメント ウィリアム王子が「パパとの間に何があったんだ?」と聞くと、「大麻を吸ったのがバレた。激怒して、退学処分になるところだったと言われた。リハビリセンターに行けってさ」とヘンリー王子。 そしてヘンリー王子は以下のように続ける。 「(リハビリセンターに行くのは)ちょっと大袈裟だと抗議したら、『自責の念と責任感を芽生えさせるためだ』って。ありがたいことさ。だって明日には全新聞に載って、僕は失敗作だって、また証明されるんだから。可哀想に『母親を亡くしたせいで、、、』と人に言われるんだ。 でも、これは王室にとって好都合だ。だって、我が一族にNo.2は要らないからね。僕は普通や優秀にはなれないし、兄さんを上回ることはできない。全てが茶番になってしまう。金星のウィルと黒い羊のハリー。聖人と罪人。堅実と堕落ってわけさ。リハビリ施設なんてクソだ! 行くのが兄さんなら世界中がひっくり返るだろうね。聖堂の崩壊だ。僕なら、みんなのお望み通り。不祥事はハリーらしいのさ」 ウィリアム王子は涙目になりながら弟の独り言をじっと聞いている。これは、2001年12月、ウィリアム王子がセント・アンドリュース大から、ヘンリー王子がイートン校から家に戻った時のシーン。ヘンリー王子が17歳の時だ。 しかし、ヘンリー王子は実際のところ、リハビリセンターに入所したのだろうか? 答えはノーだ。一カ所訪問しただけで、入所したわけではないと回想録『Spare』で否定している。 確認してみると、2002年1月、BBCが「大麻吸引と飲酒を認めたヘンリー王子が日帰りの薬物リハビリクリニックに送られました。『News of the World』によると、チャールズ皇太子(当時)は、17歳の息子が私邸ハイグローブ敷地内で大麻を吸引し、近所のパブで大量に飲酒したことを知り、彼にショックを与えようとした」と報じている。