【台風情報】気象庁が台風10号「暴風・高波・大雨災害」への警戒呼びかけ 27日(火)以降は大荒れの天気に 九州50m/s“猛烈な風” 西日本は“猛烈なしけ” 東海地方24時間400ミリなど東日本~西日本で大雨に【30日まで大雨・暴風・高波シミュレーション】
気象庁は「台風10号に関する情報」を発表しています。 強い台風第10号は、日本の南を発達しながら北上し、27日以降、西日本から東日本に接近する見込みです。暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。 【画像で詳しく確認】台風10号“西寄り”へ 九州・四国・中国地方を直撃か 大雨・暴風・高波シミュレーション(30日まで) [気象概況] 強い台風第10号は、25日15時には日本の南にあって、1時間におよそ30キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。 今後、台風は日本の南を発達しながら北上し、27日以降、西日本から東日本に接近する見込みです。 [風の予想] 西日本を中心に次第に風が強まり、27日は猛烈な風が吹く所がある見込みです。 27日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 九州南部 35メートル(50メートル) 四国地方 25メートル(35メートル) 奄美地方 23メートル(35メートル) 近畿地方 20メートル(30メートル) その後も、西日本で猛烈な風が吹くおそれがあります。 [波の予想] 西日本を中心に、うねりを伴い、大しけとなる所があるでしょう。 27日に予想される波の高さ 四国地方 8メートル うねりを伴う 九州南部 7メートル うねりを伴う 近畿地方 6メートル うねりを伴う 九州北部地方 6メートル うねりを伴う 奄美地方 6メートル うねりを伴う その後は、西日本で猛烈なしけとなるおそれがあります。 【画像で確認】大雨・暴風・高波シミュレーション&全国各地の“警報級の可能性”(30日まで) ■台風から離れていても大雨に 東海地方24時間400ミリ予想 [雨の予想] 西日本と東日本の太平洋側を中心に、27日以降、大雨となる所がある見込みです。 26日18時から27日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、 東海地方 200ミリ 四国地方 200ミリ 近畿地方 150ミリ 九州南部 150ミリ その後、27日18時から28日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、 東海地方 400ミリ 近畿地方 300ミリ 四国地方 300ミリ 九州南部 300ミリ 九州北部地方 200ミリ 中国地方 150ミリ 台風の進路や移動速度によっては、さらに雨量が増えるおそれがあります。