ナンバー１ポーズをとる佐々木泰（左）と西川史礁（撮影・園田高夫）

　「プロ野球ドラフト会議　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　リポビタンＤ」（２４日、都内ホテル） 【写真】偏差値75の超難関出身　早大の内野手を日本ハムが指名 　２球団が競合の末、ロッテが交渉権を獲得した青学大・西川史礁外野手、広島が外れ１位で指名した佐々木泰内野手と、２年連続で同門から２人のドラフト１位選手が誕生した。 　２人そろって記者会見に臨むと、佐々木は「自分としては去年ドラフトの日に２人が１位。自分も１位評価で行きたいという思うが強くなった。夢を叶えられてうれしい」と喜び、西川は「来年は自分がやってやるんだという思いでやってきたのでうれしい気持ち」と笑顔を見せた。 　仲間でもあると同時に、互いに切磋琢磨（せっさたくま）できる最高のライバルでもあった。佐々木は「史礁（西川）が３年で出てきて、僕は落ちてきた時期。そこで史礁（西川）がいてくれたから頑張れた。負けたくないと思ってやってきた。史礁（西川）には感謝しています」とし、西川も「泰（佐々木）は１年生から中心選手。悔しい気持ちがあった。自主練習を一緒にしようと。似ている右のバッター、ライバルになって成長してこられた」と話した。 　昨晩は「明日がドラフトだぞ」と二人で言葉を交わしたという。２人の夢が互いに「ドラ１」という最高の評価で結実した。 　昨年のドラフトでは阪神から下村が、広島から常広が指名をされており、２人のドラフト１位選手を輩出するのが２年連続となった。