イメージが悪い『水上バイク』だが、ボランティアで "水辺の安全を守る"人々もいる。“ 心ある人たち ”の会「シーバード Japan カレッジ」が行われた
「 心ある人たち 」が、ボランティアで行う“親水”活動の 場「 シーバード 」
「 シーバードジャパン( 以下、シーバード ) 」という団体を ご存じだろうか。 簡単にいえば、『水上バイクを用いた社会貢献を目指す諸団体に、水上オートバイを提供・配備してあげる』『それを 活用するための 講習を行う』など、全国の 拠点を 統括している 組織である。 会のスタートは2013年で、現在、全国に55カ所の拠点がある。 今年は10年目の 節目の年でもある。
隊員は、水上バイクユーザーだけでなく、会社員、消防士、ライフセーバーなど、さまざまな職業・顔を持つ“普通の 人たち”で構成されている。 一般的に「 シーバード 」は、「 水上バイクに 乗って、海で パトロールを している人 」「 水辺の イベントで レスキュー活動を している人 」と 思われがちであるが、実は、その活動は多岐にわたる。 水上バイクを使って、「 海を 自分の手で 守りたい 」「 安心して 遊べる 楽しめる 水辺にしていきたい 」という 願いを 持った「 人たち 」が、「 ボランティア 」で 活動している“心ある 人たち”の 集まりなのだ。
「 心ある 人たち 」が、一堂に 会して 行う「 学ぶ 」ための 大切な 機会「シーバードカレッジ」
シーバードでは、年1回・全国2カ所で、「 シーバード Japan カレッジ( 以下、シーバードカレッジ ) 」という、隊員の“勉強と 意見交換”の場が 持たれている。 『 「 シーバード隊員 」として、「 人 」として、気付き・学びと 成長と コミュニケーションの 場 』をテーマに、本年度の活動総括と 来年度の活動方針、講演会、拠点の活動発表などが行われる。 今年は、11月9日( 木 )、10日( 金 )に「 西日本大会( 福岡県 福岡市 ) 」、同月16日( 木 )、17日(金)に「 東日本大会( 北海道札幌市 ) 」が 行われた。
10年目の節目となるシーバード
最初に、会長の 竹長 潤 氏から「 シーバード ジャパンの2023年の 活動報告と 2024年の 活動方針 」が 報告された。 シーバードの活動の 柱の一つである 親水イベント「 シーバードデイ 」は、今年、全国29カ所の 拠点で44 回 行われており、4200人以上の 参加者を 迎えている。 「 10年目の節目となり、今年は 隊員が60名近く 増えて 521名が 活動している。 一緒に 活動している 人が 増えているのは ありがたい 」と 竹長会長から報告されたように、2023年は、高知県の 土佐と、兵庫県 明石市で 新たな シーバードの 拠点が 開所し、着実に 活動を 広げている。
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