米人気セレブ、全身を「真っ黒のタトゥー」で塗りつぶす...。その"悲しい理由"とは? 本人が明かす
現在は音楽活動にも力を入れている人気タトゥーアーティストのキャット・ヴォン・D(42)。顔を含む全身のタトゥーが象徴的な彼女は先日、ここ数年でタトゥーを黒く塗りつぶしている理由について明かし、注目を集めた。 【写真】全身が真っ黒....。体をタトゥーで塗りつぶしたキャット・ヴォン・D キャット・ヴォン・Dは、顔にある星のタトゥーをはじめ、数々のタトゥーを全身に入れてきた。先日『Inked Magazine』誌のインタビューに登場した彼女は、象徴的なタトゥーを消すようにブラックアウトタトゥー(体の一部を完全に黒くするタトゥー)を入れたことについて、「何年もかけて入れたタトゥーの数々に、長い間うんざりしていた」と語った。
ブラックアウトタトゥーは、インスタグラムを通じてタトゥーアーティストのHoode Phillyにお願いし、自身のスタジオに彼を呼んだという。そのときのことをキャットは、このように語っている。 「すべての混乱が彼の施すブラックアウトタトゥーで一掃されるのを見て、どれほど満足したかは言葉では説明できませんでした。そのときは腕だけのつもりだったけど、その直後には結局全身にブラックアウトタトゥーを入れることになると思っていました」 またキャットが過去のアートを塗りつぶした一番の理由は、タトゥーの多くが「今の自分とはもはや一致しない“人生の一部”を表していたから」だという。 「こうした象徴を残しておくのに抵抗のない人もいると思います。でも私は目が覚めて鏡を見るたびに、そのことを思い起こさせるようなタトゥーに嫌気がさしていました」 「それにこの美学が本当に気に入っているんです。すべての人がそうだとは思わないけど、自分の腕を見下ろしたときにまっさらな状態を見られるのは、私にとって本当に喜ばしいことなんです」 2023年の秋には、自身のインスタグラムにブラックアウトの過程を投稿し、キャプション内で17回のセッションと40時間をかけて、体の80%のブラックアウトが完了したことを報告。数多くのタトゥーを黒く塗りつぶしたキャットだが、腕には父親の肖像画、そして背中には母親の肖像画が残されている。
Harper's BAZAAR JP