「また産みたい」と思えるお産を…県内で一番多く命が誕生する産婦人科 福島
参加した人「久しぶりに動いた感じで楽しかったです。みなさんと一緒にできるから“みんなで頑張ろう”と気持ちになりました。前向きになれた気がしますね」 さらに、この教室では、妊婦の骨盤の状態をチェックして、赤ちゃんが産道を通りやすくなる体勢を学びます。 参加した人「スムーズに生まれてくる体操の仕方とかを学べて良かったです」 村岡産婦人科医院では、陣痛と陣痛の間の時間をじっと待つのではなく、適度に体を動かして“陣痛を促すこと″をすすめています。 村岡栄一院長「体を動かすことが大事。体を動かすと気持ちも少し前向きになる」 ■「次もまた頑張ってみよう」という気持ちを 出産を控えた妊婦同士が交流することで、お互いが抱える不安を解消させる狙いも。こちらの女性は、6月11日に出産を終えました。 出産した女性「(取り組みを)やって良かったなと思いました。今まで以上に本当に出産をするんだなと、気持ちも変わりましたね。よく目に入れても痛くないと言うけどそういう感じですね、大切な存在です」 産後ケアにも力を入れています。体力が消耗している母親が少しでも休めるように、赤ちゃんを一定時間預かったり、子育ての悩みを相談したり、退院後のサポートも充実させています。 産後ケアの利用者「自分の体の状態と子どもの成長(が不安)。自分ではできないケアをしてもらえるのでだいぶ助かりますね」 取材した前日にも、新たな命が誕生していました。 父親「きょう初めて会ったので、いま初めて抱っこしています。ずっと会いたかったので…」 村岡院長「(自ら積極的に向き合えば)お産したときの達成感と喜び感がやっぱり違います。頑張った、嬉しいと、そうすると次もまた頑張ってみようかなという気持ちになる。少子化対策に結べば一番いいなと思います」 「また産みたい」。1人でも多くの女性が、そう思えるお産を提供すること。村岡産婦人科は、これからも命の誕生に向き合っていきます。
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