竹田麗央、今季最終戦へ「しっかりベストを尽くしたい」/国内女子ゴルフ
女子ゴルフの国内四大大会で今季最終戦「JLPGAツアー選手権リコー杯」は21日から4日間、宮崎・宮崎CC(6497ヤード、パー72)で行われる。今季8勝で年間女王に輝いた竹田麗央(21)=ヤマエグループHD=は20日、プロアマ戦に出て最終調整。「残りの1試合もしっかりベストを尽くしたい」と表情を引き締めた。 【写真】家族と一緒に記念撮影をする竹田麗央。左から弟の征士朗さん、兄の有男さん、父の宜史さん、一人おいて母の哲子さん 9月の「ソニー日本女子プロ選手権」、「日本女子オープン」を制して国内メジャー2連勝中。今大会優勝で、同一シーズンの国内メジャー3冠となれば、2018年の申ジエ以来2人目、日本選手では初となる。「いつもの試合よりも頑張りたい気持ちがある。優勝につながるプレーをしたい」と意気込んだ。 今大会はメルセデスランキングを基に初日の組み合わせが決まるため、同ランク1位の竹田と2位で22、23年の年間女王、山下美夢有の2サム(2人1組)での〝新旧女王対決〟が実現する。大会3連覇を狙う山下は「(竹田とのプレーは)楽しみ。初日からいいスタートを切ることができたら」と力を込めた。(鈴木和希) ★ホステスプロの河本「やっと帰ってくることができた」 大会特別協賛のリコー所属のホステスプロである河本結は、プロアマ戦で調整。会場の宮崎CCは芝目の強い高麗芝のグリーンが特徴だが「芝に負けないために、ロフトが立たないようにストロークしたり、アドレスを変えるなど準備はしてきた」と対策は万全だ。今季優勝者など40人で争われるこの大会に出場するのは4年ぶり。「やっとこの舞台に帰ってくることができた。結果を出してこそ恩返しになる」と決意を示した。