「いい意味であせっていきたい」ルーキー・常廣羽也斗 日南2軍キャンプ初日 新井貴浩監督は恒例の運試し 期待のハッチ&ハーン投手も1軍合流
さらにベテラン勢でいきますとプロ13年目、ことし35歳を迎える 野村祐輔 投手。ブルペン投球を見極めるのは、秋山選手。やはりベテランならではの逆算した調整が続いています。 けがが心配されていた末包選手なんですが、足の負担にならないよう、座ってのティーバッティングということになりました。 そして、注目。常廣羽也斗 投手―。どうですか、ユニホーム、似合っていますね。6日はブルペンでの投球はありませんでした。 キャッチボールでしっかりとその球筋を確認するという様子も見てとれました。 多くの選手たちがそれぞれのペースで練習を行っています。常廣投手は、ブルペンには入らなかったわけなんですが、もうすでに由宇球場(山口・岩国市)で行われた広島でのキャンプではブルペンに入っているということですので、今後のブルペン入りもすぐなのかなという印象もあります。 広島カープ 常廣羽也斗 投手(ドラフト1位) 「いよいよ始まったなっていうところで、わくわくした気持ちです。まずはストレートっていう部分で、ストレートの質を高める練習をしていきたいです。(新井監督からは)2軍でじっくりやろうっていうことを言っていただきました。個人的には、いい意味でどんどんあせっていきたいって思っているので、じっくりっていうよりは、ある程度、空回りするっていうか、そういう気持ちでいます。慎重に入っちゃうと、やっぱりどうしても上がってくるまでに時間がかかるっていうか、それよりは最初に空回りしても、ちょっとオーバーペースぐらいであった方がそのあと、調整しやすいと思うので、結果的に調整スピードが遅れても、それはいいことだと思うので、そういう気持ちでいます」 伊東平 アナウンサー 常廣投手の話の中に「慎重にではなくて、ある意味、あせっていきたい」という言葉がありました。わたくし、以前に常廣投手のお父さんにお話を聞いたときに、幼少期から性格としてはとても慎重なタイプだったと。つまりは常廣投手、自分自身が慎重であるという自分のことをよく理解しているがゆえに、こういった言葉が出てきたのかなというふうに思いました。
ある意味、あせっていって、先に準備を行った後に調整をしていくということで、考え方もドラフト1位だなというところを感じることができました。
中国放送