自分のブランドを盛り上げるため...? メーガン妃、ここ最近「ローカル・ブランド」を愛用している理由を明かす
おそらくメーガン妃は、良くも悪くも自分の影響力の大きさを心得ている。ハリウッド俳優から起業家&公爵夫人に転身した彼女は現在、慈善活動や女性にフォーカスしたプロジェクトに率先して携わっているが、何より、彼女のモダンなファッションもまた大きな注目を集めてきた。 【写真】メーガン妃、43歳に! デビューから現在までをふり返り メーガン妃のワードローブは、当然のことながらロイヤルファミリーの一員になってから飛躍的に注目度が高まった。夫ヘンリー王子と王室の公務を担っていた頃は、ダイアナ元妃にファッションでオマージュを捧げていた。ヘンリー王子の祖母エリザベス女王が崩御した時も、メーガン妃は亡き女王から贈られたパールとダイヤモンドのイヤリングをつけて、棺を運ぶ葬列に並んだ。 そして現在、カリフォルニア州モンテシートに拠点を置く彼女は、このところローカルデザイナーを好む傾向にある。直近でいえば、ヘンリー王子とコロンビアを4日間にわたって訪問した際にも、地元のデザイナー、ジョアンナ・オーティスのルックに身をまとっていた。 メーガン妃は『The New York Times』紙とのインタビューで、公爵夫人になってからのファッションについて、自分のリーチが及ぶ範囲や影響力を生かして、自身が信用しているブランドやデザイナーに注目が集まるようにしていると述べている。 自分が着用すれば、すぐさまそのアイテムが完売する"メーガン・エフェクト"という現象が起き、「どのデザイナーのどのルックを着るのか、考え方をすべて変えました」と説明していた。 「世界的に注目が集まるとわかった時は、自分が何を着て、何を着ないか、一つ一つのディテールに注意するようになりました。自分と友だち関係にあって、まだあまり注目されていない新進ブランドも身に着け、サポートするようにしています。それが私にできる最もパワフルなことの一つ。イヤリングなどをつけるだけでいいので」 2020年、メーガン妃は家族経営の企業に投資をし始めた。その後、範囲を拡大し、最近はルワンダの女性職人グループが手編みし、イタリアで仕上げるバスケットバッグの小さなブランド、セスタ・コレクティブ(Cesta Collective)を投資先に加えた。 実はこのブランド、もともとは、妃がネットサーフィンをしていた際に見つけたブランドだという。「とにかく日々、時間を費やしてブランドをリサーチしています。皆さんも何かしらググったり、読んだりしているかと思いますが、私はその間、他の国の優れた新人デザイナーを探しているのです」と明かしていた。 特に自身のライフスタイルブランド、アメリカン・リヴィエラ・オーチャード(American Riviera Orchard)を立ち上げるにあたって、そういったローカルブランドのサポートにあたる姿勢はある意味ごく自然な成り行きともいえる。 「そうしたブランドに投資することは、自分自身に投資するということ。次なるチャプターへ進む準備をしている私にとって大いに役立ちました」
From Harper's BAZAAR.com