朝ドラ『虎に翼』岩田剛典、35歳の学生服姿は違和感ある?意外な判断ポイントとは
“朝の顔”がセレクトする映画作品
曰く、「土臭いというか、泥臭い。そういう人間らしさがね、すごく僕は好き」と岩田が評する『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』は、実在の株式ブローカー、ジョーンダン・ベルフォードの破滅的な生き様を描いた作品。主演は、レオナルド・ディカプリオ。 「最高に爆笑できる名演技」と岩田が絶賛のディカプリオに対して、「どこからお芝居なのか、どこまでが本気なのか、ほんとに酔っ払ってるんじゃないかとかね、いろいろ考えちゃうくらいすごいリアリティのある芝居なので、僕はほんとそのシーンを見るだけにもこの作品を見る価値がある」と太鼓判を押す。 岩田がディカプリオの名演に強く感心し、演技分析として興味を持った理由はわかる気がする。ディカプリオもまた、古典的なハリウッド俳優の系譜にある人で、ベルフォードに限らず、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002年)以来スコセッシ監督作品では、常に過去の人物を演じている。 “朝の顔”がセレクトする映画作品としてはかなりファンキーだけれど、『虎に翼』の花岡悟役を演じる上での潜在的な参考例にしているかもしれない。我らが朝ドラ俳優・岩田剛典は、朝からぶち上がってるなぁ。 <文/加賀谷健> 【加賀谷健】 音楽プロダクションで企画プロデュースの傍ら、大学時代から夢中の「イケメンと映画」をテーマにコラムを執筆している。ジャンルを問わない雑食性を活かして「BANGER!!!」他寄稿中。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。Twitter:@1895cu
女子SPA!