帰省者が続々と降り立った新JR松山駅＝28日午後、松山市南江戸1丁目（撮影・中田佐知子）

　年末年始を古里で過ごす人たちの帰省ラッシュが28日、県内でも本格的に始まった。9月に駅舎を全面刷新したJR松山駅（松山市南江戸1丁目）では、大きな荷物やお土産を抱えた人々が愛媛の新しい陸の玄関口に続々到着し、待ち受けた家族らと再会を喜んだ。 　神戸市の会社員男性（29）は、出迎えた両親と笑顔で対面。「自動改札になっていて便利になった」と夏の帰省時から様変わりした新しい駅構内に目を向けた。滞在期間は1週間ほどの予定で「家族とゆっくり過ごしたい」と話していた。