ドラム式洗濯機を買って、コスパもQOLも改善される! と思いきや、まさかの落とし穴がありました……。
洗濯機は日常的に使う家電の一つです。従来の縦型洗濯機のほか、デザイン性や機能性が高い「ドラム式洗濯機」が人気を集め、普及しつつあります。ただ、目新しさだけで安易に購入を決めると、後々思わぬ落とし穴に気づく可能性があるため注意が必要です。ドラム式洗濯機には、一体どのような落とし穴が潜んでいるのでしょうか。 そこで、この記事ではドラム式洗濯機の特徴や購入前に知っておきたい注意点を解説します。
ドラム式洗濯機とは?
ドラム式洗濯機とは、洗濯槽が横向きもしくは斜め向きに設置されている洗濯機のことです。ドラム式洗濯機は正面から洗濯物を投入するなど、縦型洗濯機と比較してさまざまな違いがあります。そこで、ここではドラム式洗濯機の特徴を紹介します。 ・節水効果が高い ドラム式洗濯機は洗濯槽が横向きもしくは斜め向きになっていることが特徴です。この構造から、従来の縦型洗濯機と比較して、使用する水量や洗剤の量を抑えやすくなっています。無理なく毎月の水道代や洗剤代の節約につなげられます。 ・乾燥機能に優れている ドラム式洗濯機は優れた乾燥機能が備わっていることが特徴です。洗濯物を上から下に向かって落とすことで、短時間でしっかりと乾かすことができます。また、衣類がふんわりと仕上がることが魅力です。
ドラム式洗濯機の初期費用はどれくらい?
では、ドラム式洗濯機は初期費用を見ていきましょう。価格.comに掲載されているドラム式洗濯機の人気売れ筋ランキング1位から5位(2024年1月31日時点)を見てみると、上から順に約11万円、約23万、約19万、約14万、約18万となっており、どれだけ安くても10万円以上は発生することが予想できます。 では次に、ドラム式洗濯機の値段を15万円と仮定して、機械の寿命を迎えるまで使い切った場合の年間費用や月間費用を計算します。ドラム式洗濯機の平均寿命は長くて10年程度と言われているため、寿命まで使った場合、初期費用の1年あたりの価格は1万5000円となります。さらにそれを12で割ると、月当たりの価格は1250円です。 こう考えると安いと感じられるかもしれませんが、これに加えて水道代や電気代がかかるため、更に費用が発生します。また、これは寿命を長く見積もったケースです。実際はもっと早くに故障する可能性もあるため、一概に安いとは言えないでしょう。