「『助けて』って言えない弱さは決して恥じゃない」アルコール・薬物・ギャンブルなど…俳優・高知東生さんと依存症について考える
(京面龍太郎アナウンサー) 「そのような状況でも、実際に克服されている方も多いらっしゃると思うんですけれども、依存症にならないため、あるいは、なってしまっても回復するためにはどういったことが重要なんでしょうか?」 (高知東生さん) 「依存症に対して今すごく大きな問題がどんどんどんどん、若者がいろんなことを、やっぱり依存症に対して関わることをが多くなってきてる。だからこそ早く正しい知識を世間の人が知って、何よりも、あくまでも依存症は回復できる病気ですから、だからそこに向かって一人一人やっぱり状況は違いますけども」 (高知東生さん) 「やっぱり僕と彼女で何が一番大事かっていうと、『若者を守りたい』。できるものなら僕もこの高知に改めて残りの人生恩返しするなら、先頭切ってですね、若者の未来もそうですし、今苦しんでて『助けて』って言えない弱さは決して恥じゃないと、『手を挙げて助けてくれ』って言えって、こういうことで広げていって、一人でも多くの人を助けたいな、手助けしたいというふうに思ってます」 (京面龍太郎アナウンサー) 「社会全体の協力が必要。決して私たちとしては他人ごとではない、依存症ということで、理解促進や課題解決のためにも本当に多くの人にこの映画を見てほしいということですね」 (松岡葵アナウンサー) 「映画『アディクトを待ちながら』は11月6日から11月22日まで高知市の高知あたご劇場で上映されます」 (京面龍太郎アナウンサー) 「6日と、7日には高知東生さんによる舞台挨拶も行われます。高知さん、最後に県民のみなさんにメッセージをお願いいたします」 (高知東生さん) 「僕にとって高知はですね、本当に自分が苦しいときに温かい言葉をかけてくれたのも真っ先に高知。そして今日、こうやって商業映画で復帰作、地元のここでもう一度皆さんに生き直してますっていう姿を見せること自体が、僕にしてみたらこのテレビを使って『本当にお待たせいたしました。帰ってまいりました。ありがとうございます』っていう気持ちでいっぱいです」
(松岡葵アナウンサー) 「高知さんと田中会長、お忙しい中、ありがとうございました」 (高知東生さん・田中紀子代表) 「ありがとうございました」
テレビ高知
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