ステラヴェローチェが引退、種牡馬入りへ 前走後に屈腱炎再発 須貝調教師「まずはゆっくりしてほしい」
重賞2勝をマークしたステラヴェローチェ(牡6・須貝)が6日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退したことが分かった。 【写真】泥だらけの勝利!ステラヴェローチェ重賞2勝を振り返る 2020年7月にデビュー戦で勝利を飾ると、続くサウジアラビアRCで重賞初制覇。クラシック戦線でも皐月賞3着、ダービー3着、菊花賞4着と奮闘したものの、翌年のドバイシーマクラシック(9着)後に右前脚浅屈腱炎を発症し、戦線からの離脱を余儀なくされた。その後は約1年7か月の長期に渡るリハビリを経て、昨年10月の富士S(7着)で復帰。今年3月の大阪城Sでは約2年5か月ぶりとなる優勝を果たしたが、前走の天皇賞・秋(9着)後に屈腱炎が再発したことが分かり、今回、惜しまれつつもターフを去ることとなった。 須貝調教師は「一度屈腱炎になったあとも復活して、勝ってくれました。その後はGⅠでも惜しい競馬をしましたし、本当によく頑張ってくれました。まずはゆっくりしてほしいですね」と感謝の言葉をつづった。 なお、JRAによると今後は繁殖馬入りする予定となっている。繋養先は未定。
東スポ競馬編集部