【新潟2歳S展望】コートアリシアンが新種牡馬サートゥルナーリア産駒初重賞Vを狙う
「新潟2歳S・G3」(25日、新潟) インパクト大の勝ちっぷりで初陣を飾ったコートアリシアン。東京マイルのデビュー戦はスタートで出遅れながらも、直線で上がり33秒3の決め手を繰り出し、5馬身差の圧勝劇。大物感あふれる走りを披露した。まだ粗削りだが、ポテンシャルは相当。新種牡馬の父サートゥルナーリアに初の重賞タイトルを届ける。 東京芝1400メートルの新馬戦を勝ち上がったスターウェーブ。道中は中団で運ぶと、直線で馬群を割って抜け出し、後続の追い上げを完封した。今回は1Fの距離延長となるが、父キングマンは現役時代にG1・4勝をマークした欧州のマイル王で、むしろプラスに働くはず。ノンストップでエリート街道を突き進む。 小倉の新馬戦Vから越後の2歳王者決定戦に乗り込むマジカルフェアリー。1週前追い切りは栗東CWの併せ馬で6F81秒7-11秒7をマーク。3歳馬と併入して好ムードが漂う。初戦は直線大外から豪快に伸びて勝利をつかんだように、決め手勝負になる新潟外回りは絶好の舞台。ここで存在感をアピールする。 デビュー戦で非凡な瞬発力を見せつけたジョリーレーヌ。1週前追い切りは、美浦Wの3頭併せで6F81秒6-11秒3を記録し、最先着。状態は上り調子だ。一気にタイトルまで駆け上がる。 新潟の新馬戦で勝ち星量産の森秀厩舎が送り出すシンフォーエバー。後続がけん制し合えば再度の逃げ切りも十分だ。一昨年の覇者キタウイングの全妹キタノクニカラも血統背景から侮れない。