末端価格2億5000万円相当の押収大麻か 熊本・南阿蘇村の畑で大麻栽培の疑いで自称・焼き芋販売業の男を再逮捕
末端価格は、過去10年間の熊本県内で最高の2億5000万円相当に上るということだ。阿蘇郡南阿蘇村にある畑で営利目的で大麻を栽培した疑いで、自称焼き芋販売業の男が再逮捕された。 【画像】押収された大麻草
「大麻が栽培されている」と情報提供
逮捕されたのは、南阿蘇村河陽に住む自称焼き芋販売業の𠮷川浩介容疑者(53)。 警察によると、𠮷川容疑者は10月に自宅で大麻を所持した疑いと、2024年3月ごろから10月までの間に、自宅横の畑で大麻を栽培した疑いが持たれている。 「南阿蘇村河陽で大麻が栽培されている」との情報提供があり、警察が10月10日の早朝に家宅捜索を実施。𠮷川容疑者の自宅や倉庫で、大麻のようなものが入ったポリ袋210個ほど、計約50キロ分を発見し、そのうち1袋分について大麻と確認できたことから𠮷川容疑者を現行犯逮捕した。 また、警察はさらに捜査を進め、𠮷川容疑者を畑で大麻を栽培した疑いで再逮捕した。この畑では、約50本の大麻草のようなものが確認されているということだ。警察は捜査に支障があるとして、𠮷川容疑者の認否を明らかにしていない。 また、今回押収されたものについては、鑑定を進めていて、自宅や倉庫から見つかった約50キロがすべて大麻であった場合、末端価格は2億5000万円相当に上り、熊本県内で過去10年間に押収された大麻の量、金額ともに最高ということだ。 警察は共犯者の有無や販売経路などを調べている。 (テレビ熊本)
テレビ熊本