大谷翔平 ドジャース1年目は歓喜のパレードで締めくくる ! 史上初の“50-50”&WS制覇、25年は東京で開幕&二刀流復活へ
4年ぶり8度目の世界一に輝いたドジャースは日本時間2日、ロサンゼルス市内で優勝パレードを行い、本拠地ドジャー・スタジアムで祝賀イベントを開催した。 43年ぶりとなったヤンキースとのワールドシリーズ(WS)を制して、チームはニューヨークから移動。優勝を決めた2日後に早くもファンと共に喜びを分かち合った。移籍1年目で悲願を達成した大谷翔平(30)、山本由伸(26)は集まった約25万人の大歓声に応え、最高の形での締めくくりとなった。 この日、パレードで大谷と山本が乗車した2階建てバスが市庁舎前に到着すると、沿道を埋め尽くしたファンの熱狂は最高潮に。 大谷は真美子夫人、背番号17のドジャースユニを着た“愛犬デコピン”と共に参加。ファンはその姿を発見すると、“ショウヘイコール”で祝福し、大谷は手を振って応えた。さらに“MVPコール”に変わると今度はデコピンを抱きかかえて、ファンは大歓声。すでに人気者のデコピンに対し“デコイコール”が沸き起こり、大谷と真美子夫人も笑顔に。
同じバスに乗る山本にも“ヨシコール”が響き渡り、手を振って温かい声援に応えた。 祝賀イベントではスタジアムの大観衆を前に大谷は英語でスピーチを行い「自分にとってもスペシャルな瞬間(This is so special moment for me)」「Congratulations、Los Angeles!Thank you fans!」と伝え、ファンへ直接感謝のメッセージを伝えた。 山本もマイクを握り「サンキュー、ドジャースファーン!」と盛り上げ、ファンから歓声を浴びた。
◆25年は東京の開幕シリーズで幕開け
大谷は今シーズン、2年連続の本塁打王と日本人初の打点王の2冠、さらにMLB史上初の「50本塁打-50盗塁」の快挙を達成。チームとしても2020年以来(短縮シーズン)の優勝、フルシーズンとしては1988年以来の優勝を飾り、移籍1年目から最高のシーズンとなった。 今後はシーズンMVPをはじめ各賞の発表が行われ、大谷の複数受賞の可能性は高い。 また、すでに来年の日程は発表されており、3月18日・19日に日本(東京ドーム)で開幕シリーズが行われ、鈴木誠也(30)、今永昇太(31)が所属するカブス戦で幕を開ける。来年は投手との“二刀流復活”に向け期待が高まる。