合言葉は「日々地獄」 名門の厳しい練習で全国制覇を果たす 日章学園中学校ボクシング部 3選手の強さ
日章学園のボクシング部に注目します。 先月開かれた全国大会で見事優勝した中学生のチャンピオン3人の強さに迫ります。 【写真を見る】合言葉は「日々地獄」 名門の厳しい練習で全国制覇を果たす 日章学園中学校ボクシング部 3選手の強さ ■ボクシングの名門 日章学園 選手たちの合言葉は「日々地獄」 ボクシングの名門校、日章学園。 今年の県高校総体では44年連続となる団体優勝を果たすなど実力は県内トップです。選手たちの合言葉は、「日々地獄」。 (日章学園ボクシング部 長嶺秀昭監督) 「地獄の様な練習をしているということで、全国的にもこんなに厳しい練習をしているところはない。いろんな選手といろんなタイプと厳しい練習をして、全国トップを狙うという意味」 中高一貫の日章学園では、高校生たちの姿を見ながら、中学生も一緒に練習しています。 このうち、3人の選手が、先月行われた小中学生の全国大会、全日本UJボクシング王座決定戦でチャンピオンに輝きました。 ■54キロ級で2連覇 北村龍生選手 まずは、54キロ級で3年の北村龍生選手。 2連覇の重圧がかかる中、プレッシャーをはねのけて見事優勝しました。 パワーと距離感のセンスを持ち合わせた、ボクシングスキルの高い選手です。 (日章学園中・3年 北村龍生選手) 「集中して相手のことだけを考えることを意識してやっている。(決勝で)緊張はしなかったが、楽しみの方が強かった。ディフェンスを生かしたボクシングができた」 ■1年生ながら優勝 45キロ級 中武亮翔選手 続いて、1年生ながら45キロ級を制した中武亮翔(あきと)選手。 小学生の時からジムで経験を積み、福岡から宮崎へやってきました。 サウスポースタイルで手の長さを生かしたボクシングが持ち味です。 (日章学園中1年 中武亮翔選手) 「今までのやってきた努力が叶った感じがして最高だった。(決勝は)楽しくできたし、体格差ある人ともその前にもいっぱいやっていたし、日章でいつもやっているので緊張はあったが、恐怖はなかった」 ■悲願の中学初優勝 女子54キロ級 三浦美姫選手 さらに、女子54キロ級で3年の三浦美姫選手。 持ち味はこのパンチ力! 勢いのあるボクシングで相手を圧倒し、悲願の中学初優勝を果たしました!