ものを長く、大切に使い続けるために。「マリネッラ × サンカッケー」が提案するファッションの楽しみ方
1914年ナポリ創業のイタリアを代表するタイブランド、「マリネッラ(E.Marinella)」。 生地選びからこだわり、熟練職人による手作業で丁寧な生産過程を経て作られた高品質なタイで、イタリアの歴史と文化に計り知れない貢献をしてきた。 そんな同ブランドが、創業110周年を記念して、デザイナー尾崎雄飛氏による「サンカッケー(SUN/kakke)」と特別なコラボレーションアイテムを制作。伊勢丹新宿店のサステナブル活動キャンペーン“thinkgood”イベントにて限定販売されることとなった。
特別コラボの「チーフ」や「ツイリー」
マリネッラのタイは、素材の品質には細心の注意を払い制作されているが、見えないほど小さなキズや、ミスプリントが発生してしまうことがある。しかし、マリネッラはそれを廃材にすることなくアップサイクルしている。常日頃から環境に配慮し、いかなる素材も無駄にしないのだ。 例えば、オーナーを始めショップのスタッフが着用したり、不良箇所を除いて裁断しカードケースやグラスケースなど新たな商品に生まれ変わらせたりしている。
そんなマリネッラはサンカッケーと手を組み、キズやミスプリントが発生した68本のタイを素材に用いた、パッチワークのチーフとツイリーを限定数量で制作。
今までにない新たな試みは「物を大切に、長く愛用していただきたい」という両ブランドの想いで生まれた。 まったく違うデザインに生まれ変わったアイテムは、新しいファッションの楽しみ方や装うことの素晴らしさを教えてくれる。
マリネッラ4代目オーナーが来日するオーダー会も
また、10月12日(土)からは、伊勢丹新宿店にてマリネッラのタイのオーダー会も開催される。英国製の上質なシルク生地が用意され、好きな柄を好みの仕立てで、自分だけの一本を作ることが可能だ。
素材にはマリネッラを代表する小紋柄を含め、1930年代から’90年代の色柄を復刻したアーカイブ生地や、オーナーがセレクトした新作生地などが、バリエーション豊富に取り揃えられている。自分用にはもちろん、大切な方へのギフトにも良いだろう。