【エンタメ取材現場】吉原光夫、昆夏美、木下晴香ら ミュージカル「レ・ミゼラブル」本初日開幕記念会見
初日を迎える公演を前に、登壇者たちは舞台衣装でそれぞれの役に扮して登場した。「今の気持ちを漢字一文字で表現するなら?」と聞かれると、昆夏美は「幸」を挙げた。「2013年から2019年までエポニーヌとしてこの作品に携わらせていただいていて、エポニーヌから見る景色でレ・ミゼラブルをとても愛していたんですけど、今回からファンテーヌ役ということで、違う視点から物語を見られるということで。本当に稽古から楽しくて、幸せだなあって思っていました。来年の6月までお届けできるなんてとても幸せなことだし、みんなで新しいこの作品をお届けできることに幸せを感じました」とかみしめた。 一方、木下晴香は「闘」だという。「初めてこの作品に携わらせていただいて、改めてそれぞれのキャラクターがいろんなものと闘い続けている、まぶしい作品だなと感じましたし、闘い続ける姿を見ていただけるように頑張りたいという思いを込めて、この漢字にしました」と胸を張った。 最後に、締めの挨拶を頼まれた吉原光夫は、この作品は苦しい立場の人たち、貧しい立場の人たちが最後まで人とつながろうとして、時代という風に抵抗した作品だと思います。そのメッセージ、作品の意図を俳優たち、そしてスタッフが理解して行動に移すことが俳優としての務めだと思っています。これから先もどんどん続いていく作品になると思いますので、ぜひ帝国劇場のこの公演だけでなく、この先の未来にあるレ・ミゼラブルにもご期待ください」とメッセージを送った。
テレビ朝日