ルペン氏の極右政党リードも左派連合が差を縮める-仏下院選世論調査
(ブルームバーグ): 17日に発表されたフランス国民議会(下院)選挙に関する最新世論調査によると、マリーヌ・ルペン氏率いる極右政党・国民連合(RN)は第1回投票で33%と、左派連合(28%)や与党「再生(RE)」(18%)を上回る票を獲得する見込みだ。
左派系の緑の党と社会党、共産党、ジャンリュック・メランション氏率いる「不屈のフランス」の4党は先週、第1回投票での選挙協力で合意。同連合の支持率はそれ以来、2ポイント上昇したことになる。一方、RNは前回調査から2ポイント減らした。
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同調査は仏ニュースチャンネルLCIの委託でIfopが14-17日に実施。オンライン上で成人1131人にインタビューした。誤差率はプラスマイナス3.1ポイント。
マクロン仏大統領は9日、欧州議会選挙で自身の率いる与党連合がRNに惨敗したことを受け、国民議会の解散と新たな選挙実施を表明した。
原題:French Leftist Alliance Edges Closer to Le Pen in Election Poll(抜粋)
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Jenny Che