【競馬】3連単の最高額は1773万円 2023年中央競馬の高額配当ランキング
馬連&馬単ランキング! 最高配当は馬連「28万6010円」、馬単「62万180円」
次は馬連払戻金ランキング。 1位 8月20日 28万6,010円(札幌・1勝クラス(牝)・芝2000m) 2位 7月9日 27万9,440円(福島・未勝利・ダ1700m) 3位 1月9日 20万2,460円(中山・未勝利・ダ1800m) 2023年は馬連で20万馬券が3度飛び出した。上位3レース全てがダート戦だった2022年とは異なり、2023年は芝レースがトップ。4位(19万9,460円)のレースも芝1800m、8位(13万6,790円)のレースも芝1200mと、波乱の芝レースが目立った。 また、3位のダート1800m戦は1着が横山和生騎手、2着が杉原誠人騎手と、重賞勝利もある騎手同士の決着ながら波乱となった。ちなみに、この日の杉原誠人騎手は絶好調で、5、11レース(フェアリーS)と計2勝をあげた。 続いて馬単払戻金ランキング。 1位 7月9日 62万180円(福島・未勝利・ダ1700m) 2位 8月20日 60万3,270円(札幌・1勝クラス(牝)・芝2000m) 3位 1月9日 47万1,060円(中山・未勝利・ダ1800m) 馬連ランキングと顔ぶれは同じだが、1位と2位が入れ替わった。後方からの競馬でデビューから8、10着と苦戦していたボールドトップを先行させ、勝たせた原優介騎手の手綱捌きはお見事。年間勝ち星が2020年から3勝→16勝→14勝ときて2023年は26勝と飛躍。チャンピオンズCでは12番人気のウィルソンテソーロを2着に持ってきたことでも話題を呼んだ。
3連複&3連単ランキング! 最高配当は3連複「144万600円」、3連単「1,773万円」
続いて3連複払戻金ランキング。 1位 8月20日 144万600円(札幌・1勝クラス(牝)・芝2000m) 2位 12月2日 101万3720円(中山・1勝クラス・ダ1200m) 3位 6月18日 96万4370円(函館・1勝クラス・芝1200m) 2023年は3連複で100万オーバーの馬券が2度飛び出した。1位が214万1,740円、2位が162万3,870円と高配当が続出した2022年と比べるとやや物足りないとも言える。 印象的なのは富田暁騎手。1位のレースでは1着、3位のレースでは3着と、穴馬を2度馬券圏内に持ってきた。1年を通じて14番人気馬を5度も馬券圏内に導く手腕は本物で、条件も芝1200mや芝2000m、ダ1700mやダ1800mと多岐にわたる。今年のさらなる飛躍にも期待だ。 フィナーレを飾るのは3連単ランキング。 1位 8月20日 1,773万円(札幌・1勝クラス(牝)・芝2000m) 2位 12月17日 1,764万9,380円(中山・未勝利・ダ1800m) 3位 12月2日 1,353万390円(中山・1勝クラス・ダ1200m) 3連単は3連複とは逆に、1位1,460万40円、2位864万8760円の2022年を凌駕する結果となった。昨年は重賞ファンタジーSでも1着15番人気カルチャーデイ、3着12番人気シカゴスティングが入ったため、230万6,370円と高配当が出た。シカゴスティングに騎乗していた鮫島克駿騎手は、他にも3勝クラス、1勝クラス、新馬戦と様々なレースで12番人気馬を馬券圏内に持ってきている。特に8歳馬ゼーゲンを芝3000mの3勝クラスで勝利に導いたことは印象に残っている。 2023年は前年よりも芝の大荒れレースが目立った印象を受ける。今回取り上げた騎手や条件を参考に、2024年ではビッグな馬券を手にしたい。 ライタープロフィール 緒方きしん 競馬ライター。1990年生まれ、札幌育ち。家族の影響で、物心つく前から毎週末の競馬を楽しみに過ごす日々を送る。2016年に新しい競馬のWEBメディア「ウマフリ」を設立し、馬券だけではない競馬の楽しみ方をサイトで提案している。好きな馬はレオダーバン、スペシャルウィーク、エアグルーヴ、ダイワスカーレット。
緒方きしん