道後温泉本館が5年半ぶりに全館での営業を再開
本館3階の2室を貸切室として新たに整備
愛媛県松山市の観光名所で、1994年に公衆浴場で初めて国の重要文化財に指定された「道後温泉本館」は、今年12月までの大規模保存修理工事完了に先立ち、5年半ぶりに休憩室を含めた全館での営業を再開した。 これまで開放していなかった本館3階の2室は、貸切室として整備。
「飛翔の間」(12畳半、定員10人)は90分3000円、「しらさぎの間」(19畳、同18人)は同6000円(別途人数分の利用料金が必要)で貸し切り利用できる。 来年1月13日まで、本館と別館の飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)、椿の湯を2割引で入浴できる周湯チケット(1400円)を発売中。 文/天野久樹