サッカーのフランス代表FWキリアン・エムバペ選手（25）が、自身に性的暴行の疑いが持たれているとの報道を受け、疑惑を全面的に否定した。スウェーデンの検察当局は15日の声明で、ストックホルム市内のホテルで性的暴行があったとの届け出を受けて捜査を開始したと明かしたが、容疑者については言及しなかった。 サッカーのフランス代表FWキリアン・エムバペ（25）が、自身に性的暴行の疑いが持たれているとのスウェーデンメディアの報道を受け、疑惑を全面的に否定した。 スウェーデンの報道によると、エムバペは先週、プライベートで複数の友人と同国を訪問。地元紙エクスプレッセンなどは、11日にスウェーデンをたったが、翌日に被害届が警察に提出されたという。 検察当局は15日の声明で、ストックホルム市内のホテルで性的暴行があったとの届け出を受けて捜査を開始したと明かしたが、容疑者については言及しなかった。 エムバペの代理人はロイターに「新たな中傷的なうわさがインターネット上で広がり始めている。全くの虚偽かつ無責任なもので、こうしたうわさの拡散は容認できない」と強く否定した。 エムバペの弁護士は15日にフランス民放テレビTF1に「誰に対する申し立てなのか不明だ。彼（エムバペ）が対象なのかも私には分からない」とコメント。「彼は決して一人で行動しないし、危険な状況に身を置くこともない。彼の側に非難されるべき行動があった可能性は全くない」と述べた。 エムバペは14日にXで、今回の疑惑に関する仏メディアの記事リンクとともに「フェイク（偽）ニュース」と投稿した。