香港、国安条例を議会提出 スパイ活動取り締まり
【香港共同】香港政府は7日、国家安全条例案を8日に立法会(議会)へ提出すると発表した。条例制定は長年の政治課題で、外国の情報機関によるスパイ活動の取り締まりなどが重点。外国企業のビジネスに影響が出かねないとの指摘がある。 香港政府トップの李家超行政長官は「政府と立法会は、できるだけ早く(同条例を)制定する責任がある。制定によって国家安全が守られ、香港は経済発展に集中できる」と述べた。 香港基本法(憲法に相当)23条は、国家安全条例を香港自らが定めると規定している。